My CBR600F2 92年 国内仕様 名港西大橋にて
CBR600F 大型免許制度の影響も多少あるのか、600ccという中間排気量は日本人ライダーにはインパクトが薄いようだが、欧米では絶大な人気を誇る。それは海外のページで600ccマシンのページを検索すれば一目瞭然である。
購入動機は、私がアメリカに渡っていた時に購入した雑誌で一目惚れしたから。現在所有7年目だが、46000km走って特に目立ったトラブルもなく今日に至っている。見た目は400ccのようだが、走り出せば400ccと比較しても明らかに余裕の走りをしてくれる。まわせばそれなりに走るし（リッターマシンに遅れをとることもない）、燃費も他の大排気量に比べて格段によい。(町乗り18km/L ツーリング23km/L) また軽いので取り回しも楽だ。
CBR600F の魅力は なんといっても、モデルチェンジのたびに変わるカラーリングである。
ここでは87年登場のF1から今年モデルのF4iまでの歴史を振り返ってみよう。
F1(87-90)
それまで550ccが輸出用ミドルスポーツを造っていた国産メーカーが600ccスポーツを開発するようになったのは80年代。CBR600Fはその魁として86年ドイツIFMAショーでデビュー。フルカバードエアロボディー、スチール製ダイヤモンドフレームに新設計の水冷直4を搭載した。初代は国内仕様がなかった。最高出力83馬力
F1からフレームとも大幅にチェンジ、またエンジンは細部まで大幅に見直され、最高出力は100馬力にアップ。従来のセンターカムチェーンからサイドカムチェーンに変更される。92年より国内仕様登場。ただし規制によるデチューンにより最高出力69馬力に。
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F3(95-98)
ダイレクトエアインダクション採用最高出力が105馬力に。F3世代で海外で売り上げ総台数20万台を超える。スモーキージョーカラー、ホンダ50周年記念モデルも話題になった。
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F4(99-00)
吸気系、排気系見直しで最高出力110馬力に。ブレーキがF3までの2ポットから4ポットに、マフラーもステンレス製に変更。フレームは新設計により従来モデルより約15kgの軽量化。顔つきも変わりますますレーシーになった。イモビライザーシステムを標準装備。
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F4i(01-)
ダイレクト・エア・インジェクションの見直しにより高出力化。燃料供給がインジェクション(FI)に変更。フロントカウルはマルチリフレクターのデュアルヘッドライトを採用、またダクト形状を変更。ホイールとブレーキディスクを軽量化、ハブダンパーやサスセッティングも変更。これまでの流れを汲むFのほかに高出力化されたレプリカタイプSPが加わる。
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