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kamige's ZX-9R E2 2001

ZX-9R-2New Machine は、ZX-9R E2 2001型です。

最初にこの車を長所を挙げると以下のようになります。

@ 前のCBR600F の69PSから倍以上の144PSにアップしたので速い。

A リアシートの小物入れが大変使いやすい。

B ライトスイッチがついている。

C Fブレーキが6Podである。非常にごつい

D タンク容量が大きい。おまけに燃費も良い。
  (回さずツーリングいけば20km/hは楽勝)

E 車重も183kgとそこそこ軽い。(前CBR600F 187kg)  

F 排気音がかっこいい。キャブレータの振動が生き物のようで良い。
ホンダのマシンはスムーズに回転していたので。


街乗りインプレッション

ZX-9R 以外ですが、車体が黒のためかそれほど目立ちません。何のバイクかなと覗き込んで初めてわかる程度ではないでしょうか。
車体は幅広なのですり抜けはCBR600Fより苦しくなりました。一般道で60〜70km/hでは4速もあれば十分です。バイパス道なら80km/hなので6速3000rpmキープといった走りも可能かもしれません。燃費は約15〜16km/hといったところです。ちなみに前のCBR600Fなら街乗りでも18前後はありました。3000rpmまではトルクが細いです。前のCBR600F(国内69PS)より悪いかも。ただしスロットル廻せばすごい加速のしますのでご心配なく。極低回転1000rpmからクラッチつなげます。これはCBR600Fも一緒。よこチャンのDucatiとは大違い。まだ夏場を体験していないのでわかりませんが、渋滞ではすぐにフレームが熱くなります。このときの水温は90℃以上になります。

メーター周り右の写真は、メーター周り時の写真です。

。2001年式は表示が280km/h。2000年までは300km/hフルスケールだったのですが・・・。現在この車がどこの仕様かわかりません。タンクの注意書きはフランス語なので、フランス仕様かもしれません。購入したサービスマニュアルによると、 フランス仕様の場合、他仕様とマフラーの触媒が違うのと、自主規制があるらしく、106.3PSになっているようです。ライトスイッチがついてますが、 Kawasakiのショップで聞くと、ライトスイッチがついているのはマレーシア仕様でないとのこと。EUR仕様の可能性が高いです。ただ、フランス仕様でさえなければよいのですが・・・。 オイル代は結構かかります。9Rはハイオク仕様であること、エンジンオイルはMOTUL 300Vを入れているため。まあ、速いんだからしかたないか・・・。kawasakiのショップでMOTULを入れに行った時に言われた 最初の一言。「マフラー替えましょか。」  ノーマルでも結構いい音してるんだと思うけど。特に、アイドリングから2500rpmくらいへのフリッピング。大排気量車の音してのに・・・しょぼいのかな。
買い換えるなら、ノジマのLock On をつけてみたいです。

ZX-9R-2左の写真は、バイクリフトの写真です。

J-Trip のものを購入しました。Vフック付きで大変使いやすいです。1人でもらくらく作業できます。チェーンくらいは常に掃除したいので必需品です。CBR600Fはノーマルでセンタースタンドがついてました。

メーター周り右の写真は、アーシングケーブル取り付け時の写真です。

どうも9Rに限らず、ほとんどのカワサキ車はインプレ で始動が悪いという記事を結構見かけたので心配してましたが、前評判どおり始動性は悪いです。ホンダと比較してですが。1週間で まったくかからないので(1分くらいセルを回さないといけない状態)巷でうわさのアーシングケーブルを取り付けてみることにしました。


ZX-9R-2左の写真は、アーシングケーブル取り付けの写真です。

ケーブルは8spの車用を購入。5m2500円でした。 幸いなことに圧着端子、インシュロック、専用ペンチがあったので 自作で製作することにしました。アーシングは車種別のものでなくても、自作で測り取りしてからの取り付けは可能です。3〜4時間程度でできました。 ケーブルはエンジンルームのプラグ前方の2箇所とノーマルのアーシングポイントの近く1箇所およびキャブレター後方の1箇所の計4箇所としました。 肝心の始動性は1週間間隔で始動しようとしたときに1分もかかってたのが、10秒くらいになりました。結構効果あると思います。

REAR-FENDER REAR-SEAT
     リアフェンダーはコアーズのカーボンタイプをチョイス。                 リアシートの小物入れは非常に便利!!
   

峠インプレッションの比較

CBR600F
横ちゃんのSS900
ZX-9R
城崎ツーリングにて 乗鞍ツーリングにて 伊勢志摩ツーリングにて
コーナリングのハンドリングは非常に軽快で、バイクも倒しやすい。ライダーの意思に逆らわず思うところまで倒れます。最近では600RR等で足回りは相当変わってますが、このF2もフォーク径、足回りは一昔前であることは認めざるを得ないが相当なコーナリングマシンであることには変わりないでしょう。それだけ最近の600SSクラスのマシンは曲がることの楽しさが堪能できるのでしょう。
コーナリング度 ★★★★☆
まず、2気筒なのでタンクが細くなっており、ニーグリップがしっかりできる。おかげでタンクのホールド感は3台中No.1です。寝かしたときに多少フレームの重さを感じるのと、重心位置が600F,9Rよりは高く感じるのですが、結構寝かせることができます。まあお高級なバイクなので無茶はできませんが(^^;)
コーナリング度★★★★☆
9Rはフロント荷重気味であるためか左2台と比べても倒れてくれない感じがします。またタンクが大きく、エンジンの張り出しも大きいのでニーグリップしたときのホールド感が薄いです。マスの集中化とよく言われますが、やはり張り出しの大きな9Rだと不利なのかもしれません。9RのF2型のインプレがRRステーション http://gmp.jp/RRS/ で紹介されていますが「酷評」でした。やはり一昔前のハンドリング感は否めない。倒れない。サーキットではつらいでしょうとのコメントでした。
コーナリング度 ★★★☆☆

エンジン・ポジションの比較

CBR600F
横ちゃんのSS900
ZX-9R
城崎ツーリングにて 若狭ツーリングにて 吉野ツーリングにて
ポジションはZZR400に近いです。その時代でこそスーパースポーツの領域でしたが、今となってはまったくのツーリングマシンということになります。エンジンは国内仕様なだけあって、1500rpm〜3000rpmでも力強く加速します。8000rpm以上ではもたつく感じがありますが、一般道での加速感は十分でしょう。高速道路でも120km/hくらいなら6速5000rpmくらいですので、余裕のクルージングができます。初心者にも非常に扱いやすいエンジンです。大型免許を取得して初めて乗られるならこのサイズがベストでしょう。
ポジション★★★★☆
エンジン(低回転)★★★★★
エンジン(高回転)★★★☆☆
ポジションは3台中一番きついです。ハンドルは低く、タンクから遠いですから国内ではR1とかに結構近いポジションなのではないでしょうか。エンジンは街乗りでははっきり行ってきついです。3000rpm以下はまったく使えません。下がないため、エンストしやすいです。だから発進にすごく気を使います。一般道を70km/hくらいでも3速だとやかましく、4速ではノッキングするくらいですので非常に疲れます。。車高も高いのでエンストで立ちごけにも気をつけないといけません。900SSの空冷ツインが本領発揮するのは4000rpm以上です。ココからのパンチはすばらしいです。Ducati人気の真髄はこの4000rpmからのパンチのある加速感ではないでしょうか。わたしもこの加速感にはイッテしまいそうです。
ポジション★★★☆☆
エンジン(低回転)★☆☆☆☆
エンジン(高回転)★★★★★
ポジションは限りなく600Fに近いです。どちらかといえば9Rの方が楽です。ハンドルもエンジンの張り出しによるフレーム構造のため600Fより広く、スーパースポーツというよりはネイキッドみたいに腕を広げてのるような感じがします。扱いやすいエンジンで極低回転1000rpmからクラッチつなぐことも可能です。ただ、2500rpmくらいまでのトルク感は600Fより細いかなという感じです。ですが、これが街乗りで影響することはまったくありません。(それだけ600Fができすぎだったということです)
一般道で60〜70km/hでは4速もあれば十分です。バイパス道なら80km/hなので6速3000rpmキープといった走りも可能かもしれません。燃費は約15〜16km/hといったところです。ちなみに前のCBR600Fなら街乗りでも18前後はありました。ただしスロットル廻せばすごい加速のしますのでご心配なく。4500rpmくらいからラムエアの影響でしょうかエンジン音、加速ともそれまでのもたつきが一気になくなりすごい加速をします。ここらあたりはさすがフルパワーといった感じです。
ポジション★★★★☆
エンジン(低回転)★★★★☆
エンジン(高回転)★★★★★
スペック(サービスマニュアルより抜粋)
 Model:  2001 ZX-9R
 Engine Type:  899cc 水冷4気筒DOHC4バルブ
 ボア・ストローク:  75.0mm x 50.9mm
 圧縮比:  12.2:1
 気筒数配列:  DOHC; 4バルブ
 点火方式:  キャブレター Keihin CVRD40x4
トランスミッション:  常時かみ合い式6段リターン
 フロントブレーキ:  ダブルディスク 320mm 6ポット
 フロントタイヤ:  120/70ZR-17 radial
 リアタイヤ:  190/50ZR-17 radial
 ホイールベース:  1.415m
 シート高さ:  810mm
 乾燥重量:  183kg
 タンク容量:  19リットル (予備4リットル)
 0-400m加速:  0-400m 10.25s at 225.28km/h
 最高速度:  約280km/h
 100km/hでのエンジン回転数:  約4000rpm(6速)

       FRONT


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